【CL−R目次】
独り言3 私が調べることには限界があった。 イトコ同士という関係から、これ以上の追求にためらいもあった。 学園祭でたまたま知った、探偵サークルという存在を利用する手にでたものの……あの人はちょっと信用できないかな。 私を見る視線が怪しいし、とりあえず腕試しとして身の回りの調査を依頼しておいたけど。 これから少し、調査はお休みしてのんびりしていようかな。 と思っていたら、直紀くんが血相を変えて部屋に来たから驚いちゃった。 その上、今までの事全部バレてるみたいだし……。一体どうなってるのよー。